今週のお題 人生最大の危機 INバックパッカーバージョン

今週のお題「人生最大の危機」

つい先日、中国へ行った時の話です。

まずは、上海への行き方 

茨城空港へ埼玉県から車で行きました。なぜなら茨城空港は、駐車場無料なのです。

ただし気を付けてください、車上荒らしが多発しているとのことです。

僕は大丈夫でしたが、泥棒は金目の物が車にあると嗅覚が働くらしく、置いておかないことが肝要です。

なので若干不安でしたが、車でドアtoドアで行ける茨城空港は大変お得だと思います。

ただ就航しているエリアがどんどん縮小しているのが、残念ですね。

空港には、ほとんど中国人ばかりが、ウロウロしていて、旅行に使っている主なお客は中国人みたいですね。

田舎の空港らしく、成田や羽田のようなピリピリした雰囲気はなく、イミグレーションの流れもタラタラとのんびり進む感じ。なぜなら発着の飛行機も一時間に一本ずつとかなので、管理が簡単なのでしょうね。

この時間のフライトしかイミグレーションを通過する人はいないのです。

そして上海への飛行機には、茨城空港の中を歩いて渡り飛行機まで普通に滑走路を歩きます。

中国語が飛び交う機内。

まあ、日本人だけのような環境よりは気を使わない感じなのと中国語が分からないので、放っておいて音楽を聴いたりして楽しんでいけるのもあるかな。(笑)

機内にはwifi環境はないので、オフラインでスマホに動画や音楽を録りためておくことがいいでしょう。

上海には2時間くらいで着いてしまいます。

ただ午後の便でしたので、すぐに暗くなりはじめます。

ここからが、本題です。

上海に着いた、そして割と大きい空港。すぐには、僕が向かうべき出口やそこから上海市内へ向かう公共の乗り物 何にのり どこへ向かうべきかは、そんな簡単に分かるものではありません。

それと観光に来たので、しばらく空港内を歩いて見回ったりしていると15時着の飛行機は、17時過ぎはじめ、初心者旅行者には危険な時間帯になってきます。

僕は、バックパッカーの旅では、旅仲間たちが被害に遭う所も何度か見てきましたし、自分も大きく危険な事はすくなかったですが、上海では少し様子が違いました。

正直人生最大のピンチというか、ここまで危険な目に遭ったことがはじめてだったので、動揺してしまいました。

以前に中国の南部にはベトナムから入った事はあるのですが、上海には初めていきました。

かれこれ、上海の中心部に着いた頃には、あたりは真っ暗になってしまいました。

僕は上海には、バックパッカー用の安い宿に宿泊する予定でしたので、

上海の中心部に位置する宿を目指すべく 駅から歩いて向かうことにしました。

ここでも問題だったのが、中国の都市部の建物は無駄に高い。

無駄に建物が乱立している。そうなるとどうでしょう。

スマホGPS機能が、死ぬわけです。

マップのピン(自分の位置)は、あっちゃこっちゃ飛びまくるわけです。

上海のどまんなかで、僕は困ってしまった。

そこで、地図はオフラインでも観ることができたために、その地図を表示して

現地の綺麗な女性に、ここに行くにはどうしたら行けますか?

という質問を投げかけてみた。

結局これも大分適当だったことが後々に判明するのだが、自分は間違った方向へ

歩き出すことになる。

まっすぐ行けばよかったのに、外灯の少ない裏通りを歩く右の方へ右の方へと歩いて

しまったのだ。

そして、その暗がりには、マッサージ屋 お茶屋 飲み屋の呼び込みが

無法地帯のごとく バックパックを背負っている自分に集まってくる。

僕は、宿へ荷物を置いたらまたくるからと言って断っていたが、

それでもしばらく、ついて回る。

10名くらい入れ替わり立ち代わり呼び込みがきただろうか。

あともうちょっとのところで、女性二人の呼び込みの人に両腕をつかまれて

泣き落としが始まった。

「私たちは仕事がほしい とても困っている。どうか助けてほしい。

一杯飲んでくれるだけでいいから お店にきてくれ、」

半泣きの二人を放っておけず 一杯だけなら良いよっていうことで、二人に手を引かれてお店まで行ってしまった。

僕も上海に来たことがはじめただったので、みんなニコニコしているし、大丈夫だろうとタカをくくってしまっていた。

完全に「油断をしていたのだ」

この中国人達の笑みは、「不敵な笑み」だったのだ。

鴨ねぎ状態である。

僕は、言われるがままに、部屋に通されて 女の子とお酒を交わすようにすすめられる

3000円ぽっきりで飲み放題だと。女の子に囲まれてお酒を飲む。

ほどなくして、「もう俺は飲んだから、お会計をしてくれ」

中国女「おまちください」そう言うと席を立ち裏手に行ってしまう。

僕は、伝票でももってくるのかな?なんて素直に待ってしまった。

今思うと、席を立って出口に向かうべきだった。

しばらくすると男たちが数名 僕の周りを囲みだした。

ニコニコした店主らしき男が僕の横に座り。

「お兄さんココはどんな所かわかっているかい?うちは安いお酒を出していないんだよ」

俺「!!?何を言ってるのか意味がわからない」

中国人「泊まっているホテルはどこだ?」(ここで、客の財布をさぐるわけである)

俺(なんかヤバい空気になってきたぞ、店主以外笑っていない)

(中国女達が、気まずそうにしている、あー やばい嵌められた)

 

続く